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躁鬱病(BPⅡ)トウビョウブログ
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 昨日と一転、きょうは電車に揺られながら、疲労感に襲われた。
 やはり診察の日は、心身ともに疲れる。たとえばわたしのように休職して静養に専念している人間にとっては、治ることがいわば仕事であり、そういう意味で言えば診察は仕事場に相当する。病院が社会の中心と言ってもいい。それに加えて往復3時間、待ち時間(今日の場合)2時間半だから、疲れるのは当たり前なのかも知れない。
 夕べはセロクエルを25ミリ飲んで1時半頃に寝て、今朝は8時頃目が覚めたので、睡眠は6時間半くらい。2日連続で、睡眠状態はまあまあだ。とはいえセロクエルを飲んで6時間というのは、良い状態とまでは言えない。今日は結局11時くらいまで、ベッドのうえでウダウダしていたので、合わせると8時間は寝ているかも知れないが。セロクエルなしで、続けて8時間くらい眠れて、すっきり起きられるというのが理想だ。

 診察では大体、最初に「最近どうですか」と問われる。きょうは「微妙ですね」と答え、ここ2週間の睡眠の乱れを話した。セロクエルに翻弄されて眠りすぎたり、飲んでも4→3→2時間と眠れる時間が減ってきたりの現状。それが、気分の状態と連動しているように見えず、調整が難しいと訴えた。早朝5時に睡眠時間がずれ込み→セロクエルを50ミリ飲んで寝て→起きたら19時だった、などのエピソードに先生は苦笑気味。
 セロクエルについては以前<下げる薬>と書いたが、気分の高揚を抑え、よく眠れるようにするという二つの目的で使っている。ただ、何度も書いているが、その効き方が、そのときの気分の状態によって変わってくるので難しいのだ。勿論、飲む必要があるか否かを含めた適量予想が<当たれば>ちょうどよく作用してくれる。が、思ったより高揚していなければ効き過ぎて延々と眠ったり欝になったりするし、思った以上に脳が興奮していると気分はハイのままで全然眠れないということになってしまう。必要だったのに、飲み逃して、あれよあれよという間に軽躁ということもあり得る。
 それでも大体感覚が掴めてきたと思っていたのだが、ここ2週間は、必要だと思って50ミリ飲んでは傾眠に困り、必要ないと思って0か25ミリに止めては中途覚醒を惹起した。要するに、全然、予想が当たらなかった。というより自分の感覚では、表出している気分の状態と、脳の覚醒度合いが作用しているであろう睡眠の状態が、どう見ても一致していなかった。これまでにはあまりなかったことだ。もしくは、これまでは気付かなかった現象だ。説明しにくくて、もどかしいのだが。
 先生からは、毎日、日付が変わる前に就寝しなさい、と言われた。セロクエルは最大3錠(75ミリ)飲んでいいんだからね、とも。でも、そんなに飲んだら24時間くらい寝ちゃいますから。セロクエルについてはさらに、飲む時間や量を工夫するよう言われた。つまり、傾眠具合をある程度予期してセロクエルだけ早めに飲めということなんだけど、これはなかなか高等技術なので、全然やっていなかった。しかし、神経質になってるとそれを注意され、アバウトになろうと努めていると第三者的にはまだまだ細かいのに工夫せよと言われる。なんか矛盾してないか。
 と書いている今は、1時前。早くも先生の仰せを破ってしまった。まあ、自分のなかでは、1時なら許容範囲かなと。

 今日は、前回言われて気になっていたことも聞いた。この前は「大きな出来事から6カ月が復職の目安」だから10月復職が「合理的」と言われたが、先生の<感覚>ではどうなのかと。先生としては「医学的に見れば11月が相当だと思う」との答えだった。医学的、なあ。最近の睡眠の乱れを見ても、ということか。わたしは、これから引き延ばしてもこの程度の不安定さは改善されないんじゃないか、だったらもう10月で構わないと思う、というようなことを述べた。先生は、それは違う、今の状態が続くわけではない、と言ったが、わたしにはそうは思えないところがある。特に復職前と、復職してしばらくは、心身ともに不穏な状態から免れることは出来ないだろう。
 本当は、今日はもっと言わなければならないことがあったんだけど、肝心な部分は言えずじまいだった。そのことを言ったら、先生が気分を害すような気がしたので。それで、どうでもいいことでお茶を濁してしまった。わたし「天皇映画の太陽見ました?」、先生「いや、知らない」、わたし「……」。悪い癖だ。こうして、わだかまりや後悔や不信が積もっていくのだ。

 次回も2週間後。これで確か3、4回目の通院だったと思うけど、なんとなく前医より診察の<手応え>が希薄なのが心配だ。診られているというある種の緊張感、診てくれているという安心感が薄い。だから充足感がなく、本当に薬を出して貰っているだけという感じがしてしまう。きちんと話しているし、先生もよく聞いてくれてるんだけど、どうしてこんなに違ってくるんだろう。診察時間の長さとかの問題じゃない。診察の<場>の、雰囲気や感触の違いだ。これは前医への精神的な傾倒のせいでもなんでもなく、歴然とした違いがあるんだと、ほとんど断言できる。どちらが上とは言わないが、世代=修行した時代の精神医学界の潮流の影響も少なくないんじゃないだろうか。
 生物学者(生物学的精神医学)が跋扈し職人芸が追いやられている、という最近の脳重視・エビデンス偏重の風潮を、(今の)先生は痛烈に批判していたけれど、先生自身は、そういうひとたちと同じような雰囲気をまとっているように思える。わたしにはそれが、先生のなかの未処理な葛藤による、ねじれに見える。

 熱っぽいと思ったら、また微熱で37・1度。今日は終日、頭痛(鈍痛。片頭痛ではない)がしていた。今夜はセロクエル抜きで寝てみようと思う。頭痛対策でデパス1ミリ。
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