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躁鬱病(BPⅡ)トウビョウブログ
2025.05.12 Mon 20:38:54
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 2006.08.11 Fri 23:50:52
夕べ、ベッドから落ちた。ような記憶がある。最初からセロクエル50ミリとデパス1ミリを加えておいたので、よく眠れたし、夢もみなかったが、すごく暴れたみたいだ。 今日は朝9時に仕事相手に会う約束があって、久しぶりに朝きちんとした時間に起きて、きちんとした仕事用の服を来て、電車に乗った。仕事相手との会話は楽しくて、やっぱりいいなあ、こうしてると何だか普通に仕事してるみたいだなあと夢想する。 その後、再び電車で、今度は新しい主治医の元へ。診察では、前回聞き忘れた、先生の考える復職時期を尋ねる。前の主治医は「早くて10月」と言っていたことも伝える。すると先生は、指折り数え始め「うん、(前の主治医が言っていることは)合理的。大きな出来事があってから半年が目安なんだ」と言う。「あとは、あなたの自信次第」と。 わたしは、出来事から半年というその言い方に、ちょっと引っかかる。わたしが聞きたいのは、そういう機械的な、或いは統計学的な基準ではなく、今のわたしの状態を診て、先生がどう感じるのかなのだ。こちらの先生とも以前に付き合いがあるので、元々ある程度は知っているのだが、人柄は間違いなく良いが、感覚が鋭いかどうかは疑問だ。精神科医としてはたぶん、感性派ではなく、理論派だ。決別した先生は明らかに感性派で、前の先生が10月と言ったのは、その感覚に基づいていたはずだった。この識別は患者としての直感でしかない訳だが、新しい主治医が「これなら、もう大丈夫」というような感覚を得られないひとなのだとすれば、復職の判断を委ねていいものか不安になってくる。 来週の予約は一杯ということで、次の診察は再来週になった。「勿論、具合が悪かったら、来ていいからね」と言われたが、ここでもまた不安が募った。これまでの病院では、少なくとも1週間に1度、不安定なときは1週間に2度、通院していた。次いつ来るべきかは、主治医が判断していた。診察の間隔は、中井久夫の著作なんて読むまでもなく、重要なポイントだろう。先生は本当に次は2週間後でいいと思っているんだろうか。そういう判断を、きちんとしているんだろうか。ただ単に、一杯だから再来週なのか。 そして再び、わたしにあの問いが返ってくるのである。主治医を変えたことは正しかったのか。復職前の大切な時期に、選択を誤ったのではないか。この間違いで、また悪い方へ悪い方へ転がっていくんじゃないか。前の病院にとどまっていれば、病状も安定し、無事に復職できたはずだったのに、その道を自ら捨ててしまったんじゃないか。 病院を出る頃には、ひどい不安と疲労感に襲われていた。ぼーっとして、処方箋を貰ってくるのを忘れて、受け付けのひとが追い掛けてきた。田舎道を歩きながら、なんでこんなとこにいるんだろう、と思った。家から徒歩3分で通えて、保険点数が付かないのに週2回でも診てくれた先生と別れ、なんで往復3時間のところに来てるんだろう。 事情を知っているひとはみんな、選択は間違っていなかったと言ってくれるし、新しい主治医はいいひとだし、客観的に見れば前より事態は良くなっているのかも知れない。カウンセリングは計画的に受けているし、診察だって慣れていないだけで2週に1度で十分なんだろうし、先生の言うように復職も「自信次第」なのかも知れない。第一、こういうマイナス思考自体、きっと病気ゆえ、認知のゆがみゆえ、なんだろう。 こんな具合に、不安を打ち消すための言葉だって、いくらでも出そうと思えば出せるし、わたしの不安の方がきっと不合理なんだろうという自覚もある。医者を変える決断をしたのはわたしだし、端から見れば、あっちでもこっちでも文句言ってるだけじゃないかとも思われるだろう。でも、そんなこと全部承知のうえで、それでもわき出てくる不安を押さえることが、どうしてもできないのだ。誰かが慰めに言いそうなことは、全部わたしが頭の中で考え尽くしたようなことばかりだ。分かってるよ、そんなこと。そういう理屈が分かっていてもなお、不安になるから、もうどうしようもできないんじゃないか。 家に帰り着けないかと思うくらいに、疲労感が増していった。午前にひとに会って、午後に病院に行くだけで、こんな風になっちゃうのかと驚くくらいに、身体が重くなっていく。午前中の自分とは、まるで別人のようだ。働いていたときも、こんな風だったっけと考えてみるが、もう思い出せない。これが当たり前だったのかも知れないし、そうじゃなかったのかも知れない。みんな、こんな疲労感を引きずって、毎日働いているんだろうか。わたしは、もう一度、きちんと働けるだろうか。これまでも何度も繰り返してきた反復思考が、またぐるぐると回り始める。どこにも出口がないような気がしてくる。 17時に帰り着き、18時からソファーで3時間寝た。寝汗をかきながら、悪夢をみた。最近、手の指が震えるので、今日から副作用止めとしてアーテン(パーキンソン症状を押さえる薬)が加わった。セロクエルは毎日50ミリ飲むよう指示された。 PR Comments
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