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躁鬱病(BPⅡ)トウビョウブログ
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 起きたら、体中が筋肉痛で参った。本当に参った。
 筋肉痛は、双極Ⅱ型障害を発見するうえでの意外なポイントになり得るかも知れない。まだ自分のことを単極性障害=鬱病だと思っていた頃、時々、朝起きたら「筋肉痛のような痛み」が生じているのを、怪訝に思ったものだった。副作用かなあと考えたこともあった。謎が解けたのは、入院中に双極Ⅰ型障害のひとから「昨日動きすぎて筋肉痛になっちゃったわよ」と聞かされたときだった(精神病院と言っても、開放病棟だと一定の範囲内で外出できる)。要するに、昨日のわたしのように、いきなり日常にない動きぶりを発揮してしまうので、身体が悲鳴を上げてしまうのだ。「過活動」と呼ばれる。

 わたしの場合はもはや自業自得とも言える、そんな痛みを引きずって、遠くの病院へ。「あなたのカルテが回ってきたから、どうしたのかと思ったよ」と先生。舞い戻ってきた事情と、軽躁方向にあることを説明する。「これからどうする?ここまで通うのは気の毒だけど……」と言われたが、もう今の病院には行きたくない、少なくとも復職して落ち着くまではこちらに通いたい、と伝える。「足を運んでもらっても、込んでいるのであまり時間が取れないけど大丈夫?」と尋ねられたが、それは覚悟のうえである。「今日は本当によく来てくれました」と何度も言ってくれたのが、ありがたく、嬉しかった。
 セロクエルを就寝前の定時薬に追加された。それも25ミリでなく、25ミリ×2錠。自分で調整していいとは言われたけど、「今日は必ず2錠飲んでね」と念押しされた。診察室を出るときも「セロクエルを使うのを、躊躇しないんだよ」という声に見送られた。抗精神病薬一般に言えることなんだけれど、少なくともわたしの場合、無理やり押さえ付けられているような感じがするので、飲むのが嫌いなのだ。セロクエルは、そういう感覚が最も少ないとされる部類の、すごくマイルドな薬のはずなんだけど、それでも気分の状態によっては倦怠感が全面に出るので、飲むべきときにも飲まずに済ませてしまうことが少なくない。でも、機を逸すると、完全軽躁状態に陥ってしまう。先生が言う通り、少なくとも向こう1週間は、少なくとも毎晩1錠は飲まなきゃまずいだろうな。

 帰ってきたら、もうぐったりで、3時間くらい眠った。昨日1日の過活動で尽きる程度の軽躁パワーなら、安心と言えば安心ではある。わたしの軽躁力は元来、あまり強くない。破綻した医者との関係のことを思うと、このまま後味の悪い終わり方にしてしまっていいのかとか、わたしはこうやってやっぱり人間関係を壊してしまうのかとか、色々と考えちゃうんだけど、とりあえず今日は新しい主治医を作ったことでよしとしたい。絲山秋子のエッセイ集「絲的メイソウ」(講談社)も面白いし。筋肉痛でトイレに行くのも変な動きになっちゃう自分を笑う。セロクエル2錠で果てしなくよく眠れることを願って、今日は20時には就寝しよう。
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