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躁鬱病(BPⅡ)トウビョウブログ
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 先週は木、金と吐き気が強く、1食しか食べられなかった。金曜夜、その原因だと思っているデパケンRを眺めているだけで戻しそうになり、遂に勝手に1錠(200ミリグラム)減らすことを決意。いったんは3錠だけ飲んで床に就いたものの眠れず、ご丁寧にも保存しておいた残り1錠を飲んで安らかに眠る。反抗的なようでいて、従順な患者である。この日、手元が狂って99%書き終えていた日記が消えてしまうアクシデントもあり、失意のせいにしてブログの更新を中断する。
 土曜は仕事の知り合いと久し振りに会う。沖縄料理屋でお酒を飲んだら、なぜか思い切り下す。二次会はスタバ。日曜は9時に起き、たっぷり3カ月は掃除していなかった部屋の片付けに乗り出す。この前夜から、掃除がしたくてたまらなかったのだ。躁のときに大掃除をやり出すひとは多いようだが、わたしの場合も、掃除欲は軽躁の危険信号である。手近でプラスに作用し、相手やお金を必要としないエネルギーの発散方法だからだろう。ただ、万事に言えることだが、やりすぎは禁物なので半分でストップ。仕事の先輩とすき焼きを食べに行く。先輩はそのまま、依然半分は混乱の極みにある我が家に泊まった。夜中に喋っているうちに、わたしだけ1人で高揚して多弁になる。

 月曜は起きてすぐ、自分が苛々しているのが分かった。でも、頓服は飲まなかった。これがまずかったか。先輩と2人でランチを済ませ、雑踏へ出ると、今度はすぐ、ぐったりしてきた。すみません帰りますと、たぶん感じ悪く別れ、家のソファーで死んだように眠った。疲労は回復したが、夜になると今度は<嫌な気持ちの塊>が押し寄せてきた。台風の予報のような、虚無の予感。テレビのチャンネルを切り替えるごとに、キーンという電子音を耳が拾った。
 少し前まで、虚無感は単なる観念だと思っていた。今はそれが、重量を伴って襲い掛かってくる実感が分かる。いったん捕らえられたら、在ること自体が苦しくなる。生きたいと思っているのに生きられないひとに、命をあげられたらいいのにと、ぼんやり考えながら天井の一点を見るような日々。時間をやり過ごすすべがなくて、薬を飲んで寝ているときだけ苦痛がなくなる。長い期間ではなかったが、鬱の最も苦痛な症状として刻まれている。来るな、来るな。念じながらテレビを見ていたら、ここ2日間のことが、わたしの気分の変化の縮図として思い起こされた。

 ちょっとした刺激で高揚し、それが高じると不機嫌に転じたこと。すぐに疲労してしまう脆弱性。おそらく揺り戻しとしての、落ち込み。規則的なサイクルを繰り返す、わたしの神経。こんなことで仕事に戻れるのだろうかと、今度は不安感に襲われた。「躁鬱病宣言」に、120%やりたい自分を抑えるのが難しいと書いたのが、とんだお笑い種のように思えてきた。問題の根本は、やりすぎてしまうことでも再発のリスクでもなく、ごく普通に働けるかどうかなのに。わたしが恐れているのも、それなのに。そのことにわたしは、最初から気付いていたはずなのにね。
 デパスを追加して寝た。今朝起きたら、嫌な気分はすっかり失せていて、笑いたくなった。本棚を整理して、洗濯機を3回まわした。
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