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躁鬱病(BPⅡ)トウビョウブログ
2025.05.13 Tue 20:54:16
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 2007.01.07 Sun 21:41:17
最近読んだマンガ。「PLUTO」③④、浦沢直樹って私が言うまでもないけど天才。今度、NHKのプロフェッショナルに出るらしいので見なきゃ(もう出た?)。山本英夫「ホムンクルス」⑦は、ややパワーダウン。売れない絵を描き続ける青年が主人公の信濃川日出雄「fine.」③は、テーマも目新しく○。いずれも小学館ビックコミックス。 最近読んだ本。詩・谷川俊太郎、絵・太田大八の「詩人の墓」(集英社)。職業としてテクニックで詩を書く、というか書けてしまうことへの達観めいた自己不信と言えばいいのか。「男はひとつも花の名前を知らなかった それなのにいくつもいくつも花の詩を書いた お礼に花の種をたくさんもらった 娘は庭で花を育てた」 言葉を弄んで暮らす詩人という職業は虚業だ、という確信に基づいた空しさと言うべきか。「ある夕暮れ娘はわけもなく悲しくなって 男にすがっておんおん泣いた その場で男は涙をたたえる詩を書いた 娘はそれを破り捨てた 男は悲しそうな顔をした その顔を見ていっそう烈しく泣きながら娘は叫んだ 『何か言って詩じゃないことを なんでもいいから私に言って!』」 谷川氏は75歳、3度の離婚を経験している。ほぼ同時に発売された2人の対談集(聞き手・山田馨氏)「詩人と絵描き-子ども・絵本・人生をかたる-」(講談社)を読むと、少しの事情が想像できる、ような気がする。第1章の「子どものとき」より抜粋。 谷川:ぼくは一人っ子で、全然友達がいなくて平気な人なんですよ。 太田:それじゃ、なんでこういう『ともだち』がつくれたんだろう……。 谷川:だから、それは全部ぼくの観念なんですよ。 山田:「ともだちって いっしょに かえりたくなるひと」。やっぱり経験したからでしょう。 谷川:でも、実際にそう思ったことはないの。 山田:ちょっと変だなあ。 谷川:うん、変だよ、もちろん。変なんだけど、それがつまりは僕の才能ともいえるでしょ。自分にないもの書けるっていうのがね。 山田:障害児の写真が出ていて「どうしたら このこの てだすけが できるだろう。あったことが なくても このこはともだち」と書く。ぼくなんかぐっときたんだけど。 谷川:ぐっとくるようなテクニックを私がもっているからなんですよ。だってぼくは、「友達」というテーマの絵本を書くときは、こういう人を絶対に入れなきゃいけない、という気持ちは非常に強くもっているんですよ。 おごりなんかではなく、きっぱりした諦念と、それでもなお付きまとう空虚を感じてしまう。詩人って辛いんだ。そう考えていくと「詩人の墓」も詩である以上、そこに真意があるかどうかなんて考えるのは無為なことなのだ。たぶん隠れているんだろうそうした感情も何もかも、詩という形を纏った瞬間、谷川氏にとってはレトリックを駆使した作品でしかなくなってしまうんだろうから。 昨夜は眠れず、今朝9時就寝。3時間半睡眠で働いた。新しいデジカメを購入し、古い型も修理に出してすっきりした。明日も午後から仕事。久しぶりにセロクエル25ミリを飲んで早寝しよう。眠剤は勝手なさじ加減で、レンドルミンじゃなくマイスリー5ミリにしてみた。なかなか眠くならないからあと5ミリ飲もうかな。 PR Comments
何だか相変わらずな生活をしておられますな。いつもこんなに一生懸命書いちゃって。いかに眠るかを生活の一番の中心に置かんと、もたんよ。老婆心ながら。
デジカメは何買ったんかしらん。 dennさん、コメントありがとうございます。というか、知り合い?それとも、読んで下さっている見知らぬ方?名前からはちょっと想像が付かなかったので……。確かにおっしゃる通りなんですけどもね。このブログは最近かなりさぼっているのでいいとして、仕事と眠りのバランスを取るのは相当難しいと思えます、正直なところ。昨日も先生に予定詰めすぎと怒られたばかりで。。
あ、デジカメはソニーのサイバーショットのDSC-H5というやつです。一眼レフとコンパクトデジカメの中間くらいの大きさのやつ。修理に出したのは、4、5年前に買ったキャノンのパワーショット。
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