忍者ブログ
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
アーカイブ
カウンター
リンク
最新トラックバック
躁鬱病(BPⅡ)トウビョウブログ
PAGE | 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 | ADMIN | WRITE
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 1日(金)、約1カ月ぶりに診察へ行く。手帳より。「仕事への自信がなく、辞めたい、休みたいと思う」「5月半ばに微熱が続いた。耳鳴りもよくする」「相変わらずの不眠と希死念慮」「会社を休むことが多くなり、家に籠もっているような状態が続いている」「上司に不調を告げながら泣いてしまうなど情緒不安定」「ひとを殺める悪夢」「カミショウヨウサンの効果が感じられなくなり、倦怠感がぶり返している」。こうした症状を列挙する中で「生きている意味がないと感じる」と述べたら、先生はこう言った。「生きる意味なんていうのはアプリオリなものじゃなくて……」。予め備わっているものではなく、後天的に獲得していくものであるという趣旨だ。しかし、わたしは人生の御託を聞くために遠いクリニックを訪れている訳ではない。哲学の問題を問うている訳ではなくて、症状を並べているに過ぎないのだ。死にたいと言っている患者に、アプリオリなんて言う医者って、一体、どんな神経をしているんだろう。なんだか泣きそうになってしまったが、悔しいので我慢して、支払いを済ませ外に出てから少し泣いた。
 3日(日)は本当は仕事があったのだが、体調のことを考えキャンセル。土日は家の掃除を少しと、出張で出てきた後輩に晩ご飯を付き合っただけで、ゆっくり過ごした。
 4日(月)、14時に目が覚め、罪悪感に苛まれる。仕事には出ないつもりだったものの、後輩の代わりに、18時から0時まで仕事。慌ただしく、苛々気味。
 5日(火)、限界を感じ、しばらく休むことを決意。先輩と上司に話し、週内で残務を終わらせ、週末から有給を取ることにする。決めてしまったら、何だかすっきりした。
 6日(水)、残務整理に備え、3時間睡眠で出社。後輩とともに、朝から仕事に励む。明らかな高揚感。1日の診察で主治医から耳鳴りは耳鼻科で診て貰うよう言われたので、昼食後に会社近くのクリニックに行ってみる。聴力検査をすると、全ポイント(色々な高さや種類の音が出てそれが聞こえたらボタンを押す方式)で、耳鳴りのする右耳(以前は左耳だったのが、最近、右耳になった)の反応が左耳を下回っていることが分かった。「普通は右と左のグラフが重なったり交差するもので、すべて下回るというのは珍しい」と言われたが、特に支障を来すレベルには至っていないということで、取りあえず血流を良くする薬を貰って帰ってきた(飲まず)。この日は耳鳴りのひどくない日だったため、今度はひどい日に来るよう言い渡される。で、ゆっくり残務整理をやろうと思っていたんだけれども、こんな日に限って、またてんやわんやの1日になってしまう。仕事をすれば、その分、充実感は得られるんだけれども、今のわたしには、興奮して仕事をすることがいいことだとはとても言えない。わたしの後に誰でも引き継げるよう、今日天から降ってきた仕事の記録を、会社に泊まって詳細に記しておく。0時から2時間睡眠。
 7日(木)、朝仮眠を取ってから、昨日出来なかった自分の残務をする。が、詰めが甘く、成果は日の目を見ず。協力してくれた仕事相手と一緒に頑張ってくれた後輩に謝る。しばし、落ち込んでいたものの、今度は夕方になって、また前日の嵐が勢いを盛り返し、再びてんやわんや。2日後から休むとは思えない日々が続く。
 8日(金)早朝、昨年入院していた病院へ向かう。今、通っているクリニックでは、どうせ入院はできないし、前回診察時の「アプリオリ」発言がどうにも引っ掛かって仕方なかったので、本来の主治医への相談をすっ飛ばしてしまった。久しぶりに再会した入院時の主治医に、不眠が続いていること、会社を休みたいが家では生活のリズムを立て直せないので入院したいことを伝える。なぜ、こうなったのか?きっかけを聞かれ、色々言ってはみたものの、しっくりくる答えは出てこなかった。「薬剤調整がし易いので外来より入院の方がいい」というのが先生の意見で、結局、翌日から入院することにした。入院に備えた検査はこの日のうちに済ませ、帰社して経過を上司に伝え、口頭で仕事の引き継ぎを完了させてから、今度は本来の主治医の元へ。移動の肉体的負担が大きいので、電話報告で済ませたかったのだが、先生はそこら辺、妙に律義で「診てから紹介状を書く」と譲らなかったため。しかし、あっちへこっちへと病院と会社を行ったり来たりして、疲れ果てた1日だった。夜は夜で入院の準備に追われ、3時間睡眠に終わった。
 9日(土)朝、わたしはひとりで大荷物を抱え、懐かしいと言えば懐かしい個室へと戻ってきた。という訳で、実は9日から休養のため入院している。前回は約3カ月と長期だったが、今回は今月いっぱいを一応の目処に考えている。入院後の経過は、いずれ。
PR
忍者ブログ | [PR]

(C)It's only talk ブログ管理者 being
Blog Skin by TABLE E.NO.CH