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躁鬱病(BPⅡ)トウビョウブログ
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 2、3日で6キロほど痩せたと言ったら、普通は信じて貰えないだろうけれど、事実なんだから仕方ない。いずれも起きた時に計ったので、正確性は高いはずだ。鬱期の過眠・過食で、未だかつてないほど太ってしまっていたので、これでも前よりはちょっと多いくらいなんだけど、まあ通常の範囲内に戻ったかなという感じではある。
 体重が元に戻るのは大歓迎なのだが、最近、体調がいいことが、とても不安だ。希死念慮と睡眠障害はあるとはいえ、明らかに快方に向かっているようだ。もしかしたら昔みたいに働けるようになるかも知れない、と思ったりもする。望んでいたことである。しかし、その日がやって来ることが恐ろしい。ここに書いたことはなかったが、わたしは医者から「いずれ通院・投薬の必要はなくなるだろう」と言われている。とはいえ、双極性障害は再発率が高く、予防のために薬を飲み続けなければならないというのが一般的な考え方だとされているので、わたしはそれをタテに、医者の見解を否認してきた。
 治癒への恐怖は精神科の世界ではそう珍しいことではないはずだ。わたしのことに特化して書くなら、第一には、人生を狂わされたと思える程の苦痛の日々から、そう簡単に解放されては困るという気持ちがある。自分の受けた苦しみや、その時間の長さを表すには、<一生治らない躁鬱病という病>というのは、ある意味でとてもしっくりくる。治ってしまえば、わたしの苦しんだ事実が霧散してしまうんじゃないか。そんなのは困る、わたしは辛かった、その刻印がわたしの内から消えてなくなってしまうのは嫌だ。
 治ることで、現実に対峙しなければならなくなることへの恐怖感も、勿論ある。治ってしまったら、病気という<言い訳>を失ってしまう。仕事がうまくいかないことも、やる気が出ないことも、その理由が直ちにわたし自身に求められるようになってしまう。いや、今だって、すでにそう思われているのかも知れないけれど。そして、事実だって、そうなのかも知れないけれど。自分の能力の底を、誰だって覗きたくはない。
 これで全然治らなかったらお笑い種でしかないんだけども、治りたいと治りたくないで揺れ動く、これが今の正直な気持ちの中身だ。
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